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レッド

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山本直樹作の漫画レッドを読んだ 8巻+続編4巻
ずっと前から懸案だった作品で読む機会を待っていた
夏休みを利用して読破
連合赤軍を題材にした漫画だ、舞台は1970年ころ
淡々とした記述が進む、静かなもので盛り上がるシーンがないのが逆におそろしい
後半リンチが続くシーンはある意味盛り上がっている部分なのかもしれないが


登場する永田洋子と森恒夫をモデルとする人物
彼らはひどいわ、永田はヒステリーそのもので騒ぐ女
森はとんでもない俗物
彼らがリーダーで反論できていないところが問題だったわけだ
彼らの集団はトップが次々に逮捕され格下の人間がリーダーにならないといけなかった時期
森なんてその典型、森は基本ヘタレ、ヘタレだから猜疑心が強く人を疑い人を傷つける
そんなやつがリーダーになってしまった組織がどうしようもない、不幸である
まあフィクションの漫画だからどこまで真実かわからないけど
作者はそういう風には書いている
永田も森も故人なんで真実はしらんが
とんでもないいいがかりで総括を仲間に求め簡単に殺している
山にまで一緒に来てくれた貴重な同志を殺しているのだ
同志は大切にすべきではないのか?

反省を求めなぐったとしてなぐられた側は心を入れ替えるのか?なぐった側に反抗心を持つだけでは

すると殺すしかないのか??

坂口、永田、植垣などの手記をもとにしているのだろうとは思うが
総括と称するリンチ中に男女関係とか過去に犯した犯罪的なこと
女の尻に見とれたことなどを告白しているシーンがあるが
これは実話なのだろう
植垣が仲間と雑魚寝で隣の女の寝姿に欲情する場面が出てくる、これも実話であろう

登場人物が総括だ自己批判だ革命だと言うところはギャグで言っているとしか聞こえない現在
非常に暗くなる作品である、ずばり気持ち悪い
総括しろと言ってリンチし、死んだら敗北死と断定し反面教師にしようとするその考え
きわめて危険で低能としか言いようがないのだが
妊婦をリンチし子供を取り出そうと産科学の知識もなさそうな森が言っているのが
どうにもやりきれない、子供は革命の子にするんだとさ

理性を失っていたのか?


あさま山荘事件は連合赤軍の残りカスが単に逃げる途中にやけくそで寄っただけで
特に戦略があったわけではないというのがわかる
警察がすぐそこまでせまっていてどんどん逮捕されていた時期なのだ
革命を起こすという気概はあったのかもしれないが逮捕されたくないってだけの気持ちだったろう
逮捕されたら仲間内をリンチしていることもばれてしまうからだ


総括するぞって言葉はオウム真理教の修行するぞと同じ言葉だと思う
1970年代の左翼運動、1990年代にオウム真理教
左翼の理論は普通の人にはわからない
オウムの理論も普通人にはわからない

彼ら連合赤軍のなかに大学生、元大学生は多数いたが、東大の人間がいない
赤軍派(連合赤軍ではない)の議長は京大だが当時逮捕されていた
東大紛争で安田講堂には東大の学生が10%くらいしかいなかったという事実がある
賢い東大生は左翼運動にはのめりこんでいなかったわけだ
さすがであるとしか言いようがない
塩見という赤軍派(連合赤軍ではない)の議長だった人間は20年くらい刑務所にいて
10年くらい前にシャバに出てきているけど、革命精神はまったく変わっていなかったって(笑)
誰からも相手にされていないみたいだけど(笑)わずかなシンパの援助で暮らしていたみたい
現代社会ではみじめな60代のおっさんである



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